レバクリはAGA治療を継続するうえで欠かせない薬ですが、
- 「いつ飲むのが正しいのか」
- 「朝と夜どちらが良いのか」
このように飲む時間や飲むタイミングに迷う方も多いのではないでしょうか。
このレバクリを飲むタイミングですが、レバクリだからというよりもAGA治療薬として考えることが大切です。
そこでこの記事では、レバクリを服用する際の基本的なタイミングや食前・食後の違い、飲み忘れたときの対処法、副作用を防ぐための工夫まで、安心して続けられるポイントを解説していきます。
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目次
レバクリはいつ飲むのが正しい?基礎知識と服用タイミング
まず結論を先に言うと、レバクリのAGA治療薬の効果を引き出す最大のポイントは、「飲む時間帯」ではなく「継続性」です。
毎日同じ時間に服用し、習慣化することが何より大切です。
なぜ、この習慣化が大切なのか理由を詳しく解説していきます。
AGAの基礎知識
薄毛や抜け毛が気になり始めると、多くの方が最初に耳にするのが「AGA」という言葉ではないでしょうか。
AGAとは「男性型脱毛症」のことで、医学的には「Androgenetic Alopecia(アンドロゲネティック・アロペシア)」と呼ばれます。
これは男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が毛根に悪影響を及ぼし、毛が細く短くなり、やがて抜け落ちてしまう進行性の症状です。
単なる生活習慣の乱れとは異なり、体内のホルモンバランスが関わっているので、レバクリなどのAGA治療薬が、脱毛の進行を抑える役割を果たしてくれるというわけです。
AGA治療方法と薬の役割
では、このAGAに対してどのような治療法があるのか。
現在、レバクリなど日本で広く使われているのは主に「飲み薬」です。
代表的なのが、フィナステリド(商品名:プロペシア)とデュタステリド(商品名:ザガーロ)です。
両者は共にDHTの生成を抑えることで脱毛の進行を止める働きがありますが、その仕組みに違いがあります。
フィナステリドは、5αリダクターゼの2型を抑制するのに対し、デュタステリドは1型と2型の両方を抑える作用があります。
どちらも「新しい毛を増やす」というより「今ある髪を守る」ことに優れており、これに発毛を促すミノキシジル外用薬を組み合わせることで、より高い効果が期待できるというわけです。
レバクリの飲み方!毎日同じ時間に飲むことが重要
ここで気になるのが、「レバクリはいつ飲めばいいのか」という点ですよね。
フィナステリドやデュタステリドは半減期が長く、体内の血中濃度を一定時間持続させる特徴があります。
なので、朝に飲んでも夜に飲んでも、飲む時間に大きな違いはないようです。
ただ、大切なのは「毎日同じ時間に服用する」こと。
血中濃度が安定することでDHTの生成が一貫して抑えられ、毛根へのダメージを防ぐことができるからです。
もし時間がバラバラになってしまうと、抑制効果が不安定になり、せっかくの治療効果も薄れてしまいます。
参考資料:
レバクリの効果的な飲み方
レバクリのAGA治療薬は、毎日同じ時間に服用することが大切ですが、効果的な飲み方は、同じ時間に飲むことを習慣化することです。
ただ、この習慣化が厄介で、AGA治療に限らず、何かを始めるのに毎日欠かさず継続できるようになるには、結構時間がかかります。
なので、ここではレバクリを習慣化させる効果的な飲み方と注意点を解説していきます。
飲む時間は昼と夜どちらがいいのか?
レバクリん服用をいざ始めるとなった時、最初はよくても同じ時間に飲むことを数ヶ月継続するとなると、結構ハードルが高く感じる人も多いと思います。
じゃあ、「決まった時間に飲むようにしよう!」
そこで多くの人が選んでいるのは「朝食後」と「就寝前」の2つ。
朝食後は飲み忘れをしにくく、生活の一部として習慣化しやすいのがメリットです。
一方、就寝前はリラックスした時間帯で、スキンケアなどの習慣と一緒に組み込めるのが利点です。
では、「朝食後」と「就寝前」のどちらの時間に飲むのが効果的な飲み方なのか。
結論、「髪は夜に育つ」と言われ、成長ホルモンが深夜に分泌されることから、夜の服用が効果的ではないかという説もありますが、医学的にははっきりとした根拠はないようです。
なので、結局のところ、自分にとって続けやすい時間を選ぶのが一番ですね。
飲み忘れた時の注意点
レバクリを飲む時間について話していきましたが、忙しい日々の中で飲み忘れてしまうこともあると思います。
ですが、慌てる必要はありません。
1回飲み忘れた程度で、レバクリの効果がゼロになることはないからです。
思い出した時に1回分だけ飲んで、翌日からは通常の時間に戻せば大丈夫です。
ただし、注意点があります。
レバクリを飲み忘れた時に、2回分を一度にまとめて飲むのは危険です。
レバクリのAGA治療薬は、安全な薬ですが間違った飲み方をすると副作用のリスクが高まるので、絶対にまとめて飲まないようにしてくださいね。
「飲み忘れてしまうかも」と心配な方は、
- スマホのリマインダーに登録しておく
- 歯ブラシやコーヒーカップの横に薬を置く
など、日常生活にレバクリを組み込むのが効果的です。
もし、レバクリを飲んでいることを家族やパートナーが知っているのであれば、一緒にチェックする習慣を持つと、飲み忘れを防ぐことができると思いますよ。
レバクリの副作用はオンライン診療で解決!
レバクリの成分でもあるフィナステリドとデュタステリドの代表的な副作用は、性欲減退や勃起不全、乳房の違和感などがあります。
デュタステリドの場合は、これに加えて精液量の減少や、まれに肝機能への影響が報告されています。
先ほど、レバクリを飲む時間帯について解説しましたが、服用する時間帯によって副作用が強く出るという科学的な根拠はほぼないようです。
副作用が心配な場合は、服用時間を変えるよりも医師に相談して薬の種類や量を調整することが重要。
副作用に関しては、レバクリのオンライン診療で一緒に相談できるので安心してください。
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レバクリの飲み方Q&A
レバクリのAGA治療を始める際に、飲み方についてよくある質問を紹介していきます。
ここでの質問以外の疑問点は、オンライン診療でも相談できるので安心してくださいね。
Q.レバクリAGA治療薬はどのくらいの期間飲み続ければいい?
A.レバクリを始める際は長期的な継続が基本です。
これはレバクリに限らずですが、AGAは進行性なので、薬をやめると再び脱毛が進んでしまいます。
副作用などが気になる方は、まず短期間で試してみるのもありです。
Q.飲み薬と外用薬は効果的なのはどっち?
A.この2つの比較としては、多くの研究で「併用が最も効果的」と報告されています。
そうはいっても、やはり薬になるので、長期使用にレバクリを飲むことに不安を感じる方もいると思います。
基本的には安全ですが、定期的に肝機能検査を受けることが望ましいとされています。
参考文献:併用療法に関する研究
Q.女性でも服用できる?
A.レバクリの成分でもるフィナステリドやデュタステリドは、妊娠中の女性に危険があるため使用は禁止されています。
女性の場合はミノキシジルの外用薬が推奨されます。
レバクリ飲むタイミングまとめ
レバクリのAGA治療薬はいつ飲むのがいいのか飲み方やタイミングですが、結局のところ、効果を引き出す最大のポイントは、「飲む時間帯」ではなく「継続性」です。
毎日同じ時間に服用し、習慣化することが何より大切。
その習慣を支えるために、レバクリの使用を家族やパートナーが知っている場合は、周りのさりげない声かけや協力も大きな力になると思います。
薄毛の改善は一朝一夕には実感できませんが、正しい知識と継続によって着実に変化を感じられるはずです。
レバクリは継続しやすい料金プランも提供されているので、毎日の小さな積み重ねを大切にして、無理なく続けてみてくださいね。